2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大きな心の支え   

きょうはイギリスの作家 ジョナサン・スウィフトの誕生日だ。1667年生誕〜1745年逝去(77歳)。イングランド人の両親のもとにアイルランドで生まれた。しかし父親は彼が生まれる数ヶ月前に亡くなり、母親も彼を産んだあと彼を残してイングランドへ…

無限にあるかのように   

きょうはイギリスの電気工学者 ジョン・アンブローズ・フレミングの誕生日だ。1849年生誕〜1945年逝去(95歳)。 ランカシャー生まれ、ロンドン大学卒業後、ケンブリッジ大学に学び低温度における電磁気現象の研究をした。その後は無線電信、電気…

何ごとも無かった   

きょうは地球物理学者であり随筆家 寺田寅彦の誕生日だ。1878年生誕〜1935年逝去(57歳)。 軍人の子として高知に生まれ、東大を主席で卒業後、北大物理学助手から東大教授になる。航空研究所、理化学研究所、地震研究所にも席を置き、身近な現象…

埋没してしまう   

きょうは洋画家 藤田嗣治(つぐはる)の誕生日だ。1886年生誕〜1968年逝去(81歳)。 陸軍軍医の子(4人兄弟の末子)として東京で生まれ東京美術学校を卒業後、27歳のときフランスに渡りピカソ、モディリアーニ、スーティン、キスリング等と交…

切羽詰まったもの   

きょうはイギリスの発明家であり実業家 ウィリアム・ジョージ・アームストロングの誕生日だ。1810年生誕〜1900年逝去(89歳)。 若い時に弁護士事務所で働いたのがきっかけで法律を学び弁護士になろうとしたが、機械に興味を持ち37歳の時機械工…

ひどく人間が小さい   

きょうはスコットランド生まれでアメリカへ移民し鉄鋼業で 大成功した実業家 アンドリュー・カーネギーの誕生日だ。 1835年生誕〜1919年逝去(83歳)。 スコットランドで生まれ、13歳のとき一家でアメリカへ渡る。父親が事業に失敗し、木綿工場…

迷うまでもなく   

きょうは日本画家 川合 玉堂(かわい ぎょくどう、本名 川合芳三郎)の誕生日だ。1873年生誕〜1957年逝去(83歳)。 愛知県に生まれた。14歳で一旦京都に出て絵を学んだあと上京した。山村や田園風景など日本の自然とともに生きる人々の生活を主…

会話ができる距離   

きょうはオランダの物理学者 ヨハネス・ディーデリク・ファン・デル・ワールスの誕生日だ。1837年生誕〜1923年逝去(85歳)。 オランダのライデンに生まれ、独学で物理学などの科学知識を学んだ。27歳の時中学校の教師、40歳でアムステルダム…

タイミングが重要   

きょうは歌人で国文学者 落合直文(なおぶみ、旧姓 鮎貝、後には直文を改め萩の家)の誕生日だ。1861年生誕〜1903年逝去(42歳)。仙台の伊達藩筆頭家老鮎貝盛房の次男として生まれ、14歳の時に国学者落合直亮の養子となった。上京し国文学や漢…

存続に大きな意味  

きょうは生化学者 江上不二夫の誕生日だ。1910年生誕〜1982年逝去(71歳)。 小学校時代は大変虚弱で、遠足の時歩けなくなって女の子におんぶされて山に登ったこともあったそうだ。大学卒業後フランス留学を経て名古屋大学、東京大学教授の頃はエ…

自分だけで生きている  

きょうはオーストリアの動物行動学者 カール・フォン・フリッシュの誕生日だ。 1886年生誕〜1982年逝去(95歳)。 ミュンヘン大学の動物学の助手時代から一貫してミツバチに関する研究をした。そしてミツバチが花のありかを仲間に伝える方法を忍耐…

総合的に考えると   

きょうはフランスの外交官でスエズ運河を完成させた フェルディナンド・マリエ・デ・レセップスの誕生日だ。1805年生誕〜1894年逝去(89歳)。 ヨーロッパの国々はアジアの植民地から物資を運ぶ方法として、紅海と地中海の間については、イギリス…

守られないルール   

きょうは民法学者 中川善之助の誕生日だ。1897年生誕〜1975年逝去(77歳)。 東京神田に生まれ、大学卒業後、独・英にも留学、東北大学教授として民法学を担当し中善先生と慕われた。敗戦後は民法の改正作業にも携わり、東北大学法学部長・金沢大…

細かいことでもこつこつと  

きょうはイギリスの社会思想家で協同組合主義の創始者 ロバート・オウエンの命日だ。1771年生誕〜1858年逝去(87歳)。 10歳のとき英国最大の紡績工場へ徒弟で入り、努力して総支配人にまで栄進したあと、蓄積した資金で彼の労働に対する考え方で…

人の心を豊かに   

きょうは詩人で日本野鳥の会を創設した 中西悟堂(ごどう 幼名 富嗣)の誕生日だ。 1895年生誕〜1984年逝去(89歳)。金沢市に生まれ、16歳のとき天台宗の僧籍に入り悟堂と改名した。1934年日本野鳥の会を設立し機関誌「野鳥」を創刊、鳥類…

自社を知る   

きょうは読める辞書として有名な「言海」の編集者、国語学者 大槻文彦の誕生日だ。1847年生誕〜1928年逝去(70歳)。 仙台藩士で蘭学者の祖父、儒学者の父という環境のもとに、七人兄弟の三男として生まれる。幼名 清復(キヨシゲともキヨマタとも)…

非常に恐ろしい病気   

きょうはインスリンを発見したカナダの医師 フレデリック・グラント・バンティングの誕生日だ。1891年生誕〜1941年逝去(49歳)。 インスリンは1921年にバンティングと医学生ベストによって発見された。膵臓を全摘した犬に膵臓からの抽出物を…

守っているだけでは   

きょうは世界的な遺伝学の権威 木村資生(もとお)の誕生日であり命日だ。1924年生誕〜1994年逝去(70歳)。 1976年には運のいいものが生き残るという生物進化の新しい原理である「中立説(サバイバル・オブ・ザ・ラッキエスト)」を発表し、…

考えるだけの人   

きょうはフランスの彫刻家 オーギュスト・ロダンの誕生日だ。1840年生誕〜1917年逝去(77歳)。 パリの下町に生まれ、黒板の字が見えないぐらいの近眼で学校の成績も振るわず絵を書くことしか楽しみがなかったようだが、国立美術学校の入試には3…

支えている人の存在   

きょうは幕末明治期の政治家 由利公正(ゆりきみまさ、旧姓 三岡、通称 八郎)の誕生日だ。1829年生誕〜1909年逝去(79歳)。 福井藩士の子として生まれ、母の家計のやりくりから財政のもとを学ぶとともに、剣術・槍術などの習得もしたようだ。1…

やらせてみる包容力   

きょうはドイツの劇作家、詩人であり歴史学者 フリードリッヒ・フォン・シラーの誕生日だ。1759年生誕〜1805年逝去(45歳)。 軍医の子として生まれ軍人養成学校で法律と医学を学んでいるときに、シェークスピアなどの文学に興味を抱きその道に進…

ツキに恵まれていた   

きょうは世界的に有名な細菌学者 野口英世(幼名 清作)の誕生日だ。1876年生誕〜1928年逝去(黄熱病で殉職 51歳)。 貧しい農家の長男として生まれ、1歳半の時いろりに落ち左手に大やけどを負い、家業の農業をを継ぐことができなかった。いじめ…

あげても減らない 

きょうはロールシャッハテストを考案したスイスの精神病理学者 ハーマン・ロールシャッハの誕生日だ。1884年生誕〜1922年逝去(37歳)。 このテストは、シミで作ったあいまいな絵を見て反応するなかに願望・欲求・情動など人の内面的な世界が露わ…

何よりも大切なのは   

きょうはポーランド生まれでフランスの物理学者、化学者の キュリー夫人の誕生日だ。1867年生誕〜1934年逝去(被爆による白血病 67歳)。政治運動に参加して故国を追われ、フランスに亡命。ウラン鉱石の精製からラジウム、ポロニウムを発見し、原…

外にいる人は   

きょうは日産コンチェルンの創立者 鮎川義介(あゆかわよしすけ)の誕生日だ。1880年生誕〜1967年逝去(86歳)。 名家に生まれ大學卒業後、身分を伏せて見習い職工として就職、西欧の技術習得のために渡米した。叔父の支援を受け29歳で鋳造会社…

ウソはばれてしまう   

きょうはアメリカの工業デザイナー レイモンド・ローウィの誕生日だ。1893年生誕〜1986年逝去(92歳)。 彼は「口紅から機関車まで」というキャッチフレーズを冠されるように、日用品から工業機械に至る様々な分野のデザインを手がけた「二十世紀…

運命は自分で変える   

きょうはロマン主義の小説家 泉鏡花の誕生日だ。1873年生誕〜1939年逝去(病死 65歳)。 本名は鏡太郎、17歳で上京し尾崎紅葉の門下生となり作家活動を始める。母を幼少期に失った彼は、美をそして美しい女性を聖なる至上のものとして生涯描き続…

いかに小さく甘いものか   

きょうはシャープの創業者 早川徳次の誕生日だ。1893年生誕〜1980年逝去(86歳)。 2歳で養子に出されるが養母が亡くなった後の継母から生きているのが不思議なくらいのひどい虐待を受け続けた。9歳のある日、盲目の女行者に救われ、かざり職人…

ハイリスク・ハイリターンは 

きょうはフランスのルイ16世 王妃 ジョセフ・ジャンヌ・マリー・アントワネットの誕生日だ。1755年生誕〜1793年逝去(死刑 41歳)。オーストリアの女帝の子として生まれ、政策のため14歳で16歳のフランス皇太子(後のルイ16世)と結婚し、…

現場の人の気持ち   

きょうは詩人 萩原 朔太郎(はぎわら さくたろう)の誕生日だ。1886年生誕〜1942年逝去(56歳)。 高名な開業医の長子として生まれた。少年時代から文学に興味を持ち、中学校では文学に熱中し過ぎて落第している。熊本の第五、岡山の第六高等学校…