ハイリスク・ハイリターンは

きょうはフランスのルイ１６世　王妃　ジョセフ・ジャンヌ・マリー・アントワネットの誕生日だ。１７５５年生誕〜１７９３年逝去（死刑　４１歳）。

オーストリアの女帝の子として生まれ、政策のため１４歳で１６歳のフランス皇太子(後のルイ１６世）と結婚し、ルイ１５世の逝去にともない１８歳で若い王妃となった。
彼女は結婚当初の皇太子妃時代から贅沢な生活に明け暮れ国民から恨まれていたようだ。夫のルイ１６世は優柔不断な性格のうえ政治的な能力もあまり無かったようで、平民派と貴族・僧侶派の板ばさみになり国の政治は停滞し、フランス国民からの信頼が得られていなかった。
国政がうまくいかない中で、国王一家はオーストリアに逃亡しようとするがもう少しの所で逮捕され連れ戻された。そして国王の権限を停止させられたうえ裁判にかけられ夫妻ともに死刑が言い渡された。
今から見れば、ルイ１６世は彼なりに国を改革しようと努力したのだが、カリスマ性に欠けていたために周囲の同意が得られず、時代の大きな流れに呑み込まれ流されてしまったようだ。王妃アントワネットも放蕩生活をしたとは言え、彼女自身の罪はそんなに大きなものとは思えず、ただ国民への演出が足りなかったと言うことかもしれない。
企業の経営者においてはハイリスク・ハイリターンは当然としても、公私混同や贅沢を前面に出すと社員の反発を買ってしまうので、強気であっても謙虚であることが好ましく、それにより経営もスムースにいくことは間違いが無い。
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