見向きもしない      

サツマイモ25cm

きょうは蘭学者というより「イモ先生」 青木昆陽の命日だ。1698年生誕〜1769年逝去(71歳)。
やせた土地でも甘藷(サツマイモ)が栽培できることを証明し「芋神さま」として有名である。その栽培技術は全国に普及し、たび重なる飢饉のときも多くの人の命を救った。
蘭学とサツマイモがどのようにつながるかわからないが、飢饉が続き民衆による一揆がひんぱんに起こる世の中で、日本を食糧難から救う対策案として当時の幕府に受け入れられ奨励されたようだ。
ビジネスの世界において、お金の集まる肥よくな所は魅力的だが競争も激しく、厳しい戦いの割には利益が少ないかもしれない。逆に、誰も見向きもしないようなやせた所に案外大きな商売のネタがあるかもしれない。