何とも表現しがたいもの   

きょうはフランスの詩人 アルチュール・ランボーの誕生日だ。1854年生誕〜1891年逝去(37歳)。
早熟の天才詩人として16歳から19歳にかけて作品を残している。彼は青春のやるせない感情をそのまま詩として書きなぐっている。詩としては識者からの反発も多く内容も難しいが若い人の共感を得て受け入れられているようだ。
詩人ヴェルレーヌの評価を受け有名になり、彼と同性愛の関係になって放浪の旅に出るが、途中ヴェルレーヌに銃で撃たれて負傷し別れるということもあったようだ。
青春は人を詩人にするものだが、あの切ないやるせなさは何とも表現しがたいものであり、詩という形で文字に表現できる才能はすばらしいものがある。
仕事や通常の生活においても、自分の気持ちをことばや文字でわかりやすく適切に表現できることは非常に大切なことで、そのためには常日頃から人とのコミュニケーションを積極的に行い、また文字に触れる機会を多くする努力が必要である。
ランボーの詩集   ランボー全詩集 (ちくま文庫)
ランボーヴェルレーヌの映画   太陽と月に背いて [DVD]