危険物であっても     

きょうはドイツの物理学者 マックス・フォン・ラウエの誕生日だ。1879年生誕〜1960年逝去(81歳)。
X線回折による結晶の微細構造の研究により、1914年ノーベル物理学賞を受賞した。
今から百年前にX線の被爆に関してどの程度のレベルであったかわからないが、ラウエがその当時81歳まで生きていたと言うことは、防止技術が発達していたというより、彼個人が被爆に関してその恐ろしさをよく認識していたのだろう。
日頃の生産活動において、いつも操作している機械や使っている薬品は危険物であっても意識が薄くなり扱い方が雑になることがある。基本に返って十分注意しなくてはいけないし、それをチェックできる仕組みにしておかなくてはいけない。