組み合わせに過ぎない   

きょうはロシア生まれでドイツの物理学者 グスタフ・ロバート・キルヒホッフの命日だ。1824年生誕〜1887年逝去(63歳)。
オームの法則を一般化した「キルヒホッフの法則」は有名。また分光分析がさまざまな元素の発見の手段となるとの推論から、セシウムルビジウムを発見した。
一般的に考えるなら電気と化学は別の領域の学問であるが彼らにとっては科学として同じものと考えているのだろう。
イデアとか改善の着想の定石として「結合と分離」があるが、それらを結合したらどうなるだろうかとか分けたらどうなるだろうかと考えるわけだ。この方法は非常に有効で、モノやサービスにおいていろんな形で実用化されている。
そもそもアイデアというのは画期的な発明や発見であっても、考え方やモノの組み合わせに過ぎないのだ。
ところで今日は貯蓄の日だが、お金は貯めるのもいいが使わないと生かされない。使うならまとめて使うか分散して使うか、どちらが効果があるかよく考えないといけない。