自分の目で確かめる   

きょうはハンガリーの報道写真家 ロバート・キャパの誕生日だ。1913年生誕〜1954年逝去(40歳)。
報道カメラマンとしてスペイン内乱に参加し、そこで写した「崩れ落ちる兵士」で報道写真家としての彼の名は全世界に知られるようになった。続いて日中戦争第二次世界大戦中東戦争ベトナム戦争と、5つの戦場で取材した。彼が日本へ撮影旅行に来ているときベトナム戦争の取材へ飛び、地雷を踏んで亡くなった。
また彼は「ちょっとピンボケ」という自伝を書き作家としても有名になった。
戦争の報道というのは危険を冒さなければできないことだが、最近では戦略としての報道があり、勝つためには何でもありの様相も見られる。
写真は本来 真実の瞬間を写し撮るものだが、最近ではデジタル処理技術が発達し少しの知識があれば真っ赤なウソの写真もできてしまう。やはり本当の姿は自分の目で確かめるのがいちばんである。
真実は現場にあり利益のネタもまた現場にある。
キャパの本  ロバート・キャパ―ちょっとピンぼけ 文豪にもなったキャパ  
キャパの映画  キャパ・イン・ラブ・アンド・ウォー [DVD]